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不妊治療を体外受精で

体外受精は、今では、特別な不妊治療でなくなり、治療を受ける人も、治療をする医師も年々増えています。それと、同時に、経験も蓄積され、施設も増えて、充実してきました。副作用のデータも増えて、徐々に改善されつつありますが、まだまだ、リスクはあります。
中でも、排卵誘発剤、hmgによる卵巣過剰刺激症候群(OHSS)は、時には、ひどく母体を苦しめます。hmgに卵巣が過剰に反応してしまうと、卵巣が大きく腫れあがり、腹水や胸水がたまり、痛みを伴います。そのため、丁寧に卵巣の様子を観察しながら、治療が行われる必要があります。重症の場合は、治療を中止する事もあります。

また、多胎妊娠の可能性が出てきます。多胎妊娠では、母体への負担や、生まれてからの経済的な負担ばかりでなく、合併症も問題となります。流産、早産、糖尿病などのリスクが懸念されます。そのため、日本では、移植できる胚の数は、最大3個です。妊娠検査で、陽性となっても、出産に至らないケースは、25%あります。流産が20%、子宮外妊娠が5%ほどです。

そして、生まれてきた子供に関してですが、体外受精が子供にどのような影響を与えるかということに関しては、これから、研究の成果が発表されてくるでしょう。また、体外受精の治療を始めるには、同意書に署名しなければならないこともあります。

この記事のカテゴリーは「不妊症について」です。
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